Photoshop CCでアートボードが作成されて切り抜きができない場合の解決方法
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SHIN U DESIGN | デザイン事務所
「ジャンプ率」
一言でいえば、文字のサイズの大小比率のこと。
デザインの上では非常に重要な意味を持っています。
分かりやすい例として、雑誌で言うと、必ず「見出し」があって、「本文」がある。
そして「見出し」は大きくて、「本文」は小さいはず。
もし、「見出し」と「本文」の文字サイズが同じだったら?
自分に必要な情報を探すのが、困難になります。
だから、「ジャンプ率」を上げて「見出し」を目立つようにし、飛ばし読みができるようにする。
適度な「ジャンプ率」をつけておくことで、読む人・見る人に、必要な情報を、必要なだけ伝えるデザインが可能になる。
例えば新聞の1面のトップ記事などはタイトルが大きく目立ち、本文に比べてジャンプ率が非常に高いと言える。
それによって躍動的な紙面をデザインしている。元気さや躍動感を表現したいときはジャンプ率を大きくするとよい。
逆に文芸雑誌や小説など、落ち着きを求められる本は、ジャンプ率が低く抑えられている。
ウェブデザインではジャンプ率を使用しているこがとても多い。
それは、ウェブとは読み飛ばされる前提でデザインを考えることが多いということ。
ウェブを見る視線の動きは、まずは画像、次に見出し、詳細という順番で動くことがほとんど。
なので大きく画像やイラストをおき、近くにテキスト情報を入れてあげると次のアクションを起こしやすく視線誘導が自然と出来る。
計算されたデザインを、感覚的に表現できるまで落とし込む。
そう意識していく事が必要だと思う。