SHIN U DESIGN | デザインとファッション

Webデザインのユーザビリティを向上させる14のポイント

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easySpecialThanks:GATAG kevinschmitz

1. トップ左側にロゴ、その右側か下にメニューを置く

ロゴはトップ左側に配置し、その右側もしくは下にメニューを置く。このロゴは必ずクリックできるようにして、訪問者をトップページに連れ戻すこと。 理由は一般に認められた約束事だから―それは、ほとんどのウェブユーザーが当たり前に期待すること。 車のデザインの中でハンドルをどこに置くか決めるのにクリエイティブになる必要がないのと同じ。

2. 問い合わせ情報や問い合わせフォームは見つけやすくする

問い合わせ情報もしくはフォームは、メニューまたはフッター内に専用のリンクを設けて別ページにするか、サイドバーかフッターにコンタクト情報を含める。

3. ヘルプページを見つけやすくする

FAQ、テクニカルサポート、ドキュメンテーションなどのヘルプページは、メニューもしくはフッター内で見つけやすくする。

4.メニューの項目は出来る限り少なくする

新規訪問者が持つ選択肢が多くなればなるほど、決断できない可能性は大きくなる(=ナビゲーションメニューの項目のどれもクリックしなければ、直帰する確率は高くなる)。

5. リンクとボタンをマウスオーバーさせる

クリックが可能であることを強調する事で、訪問者の混乱を低下すると同時に、訪問者が望ましいリンクとボタンをクリックする可能性が増える。

6. アクティブなフォーム領域をハイライト表示する

訪問者がフォーム領域の中をクリックしたときにはそれをハイライト表示して、入力し始めた時にそこがテキスト入力されることになる場所であることを強調する。

7. リンクの色をできるだけ目立たせる

リンクの色を目立たせて、そのテキスト部分が明らかにクリック可能であることを示す。

8. 全てのことをできる限り一貫させる

不一致を避けることで訪問者の迷わせない。次の事柄などをできる限り一貫させる
(全幅ページかサイドバーのあるページかも含む):色、リンクの色、構造、インターフェース、構成要素がどこにあるか。

9. フォームを分かりやすくする

グループ化したフォームは、フォームを分かりやすくする。例えば、苗字と名前を同じライン上に置いて、市と県を別のライン上に置いたりする。
さらに、それぞれのフォームの前にはタイトルをつけてフォーム内に何を入力すればいいのか分かるようにする。

10. 決済、登録などのプロセスのページではトップ近くにパンくずリストを追加する

これは、訪問者が、自分はどれ位プロセスを進んだのか、あとどれ位プロセスが残っているかを知るためのもの。訪問者は当て推量やあとどれ位時間がかかるのかが分からないことを嫌うため、それを取り除く。

11. “ウィンドウショッピング”フレンドリーになる

価格/仕様/説明を、リスト/インデックスページ内で素早く提示する。それらを見るためにマウスオーバーしたり、クリックして別のページに行くことを要求しない。
訪問者は自分の欲しいものを早く見つけることができるほど満足し、あなたの商品のために戻ってくる可能性は高くなる。
あなたも、非効率的なウェブデザインがつくづく嫌になって使うのを止める気持ちをよく知っているはずだ―自分のウェブサイトをそういう中の1つにしないこと。

12. 機能を優先し、過度なグラフィックは最低限にとどめる

ナビゲーションの邪魔になるアニメーションやグラフィックは使用しない。
訪問者はコンテンツや情報にアクセスしたいのであって、メニュー項目をクリックする方法を探したいわけでも、100回目に何らかのアニメーションを見たいわけでもない。

13. 画像を使ってテキストを分割する

これが読みやすさを高めるのに役立つ。雑誌が定期的に画像とグラフを使ってテキストを分割しているのには理由がある。10000語もあるような記事を読みやすくするために。

14. 見出し、区分、リストを使ってテキストを配置する

見出し、画像を使った区分、箇条書きリストを使ってテキストを配置して、スキャナビリティを増す。
これは、訪問者がページ/記事上で求めているものを探して、それを読み始める前に素早く要点を得ると同時に、より早いスピードで読むことを可能にする。

shin-u
文化服装学院卒業、メンズアパレル企業にてSHOPスタッフとして販売キャリアを積み、生産管理の現場も経験。スタートアップ企業にてファッションデザイナー兼アパレルECサイトの店長としてFashionとWebの未来を感じる。現在は都内のWeb制作会社にてデザイナーとしてスキルを磨きながら、クリエイターや経営者の団体である、OneHeArt(ワンハート)Social Art Labo(ソーシャルアートラボ)のメンバーとして目標に向かってクリエイションを続ける。